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05
2017

寺井尚子『The Standard』発売記念プレミア・ライヴ

CATEGORYLive Report
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モニター募集という企画に当たって
寺井尚子さんの『The Standard』という新譜発売に合わせて
レコーディングメンバーで行われたライブに行ってきました。

※ステージが見えづらいお席の場合もございますが〜

との注意書きがあったのですが
無料での参加なのでやむなしと覚悟して参戦。
ところが案内されたら「えっ」と思う程の特等席。

熱心なファンの方々には申し訳ないと思いつつも
存分に堪能させていただきました。スミマセン。

ボクは芝居にしても音楽にしても非常に偏った趣味なので
寺井尚子さんメインのライブは初参戦。
なのでトンチンカンな感想になるかもしれませんがお許しを。


募集に興味を持ち応募したのには
それなりの理由があります。

ボクが参加した東京JAZZの中で最も満足度が高く
神回とまで思ったのは「東京JAZZ 2008」。
全てのステージがすばらしく大満足の内容でした。

そのステージの一つに Richard Gallian の
ピアソラプロジェクトがあったのですが
メンバーのバイオリニストが急病で来日出来なかった所に
急遽助っ人として出演されたのが寺井尚子さんでした。

発表が2日前ぐらいだったので十分なリハも
踏めない状態での出演だったと思うのですが
そういった事情を微塵も感じさせない
エモーショナルなバイオリンは素晴らしかった。

Richard Gallian自身の演奏も
寺井尚子さんの演奏に触発されるように
グイグイとドライブしていく素晴らしいステージ。

そんな記憶があったので募集の告知を見た時に
応募させていただきました。


さて、ライブの感想ですが
タイトル通りスタンダード曲で構成されたライブ。

2008年に東京JAZZで見た時の印象を裏切られる事はなく
エモーショナルでテクニカルなインプロヴィゼーションは
やはり素晴らしくとても聞き応えのある演奏。

ソリスト寺井尚子さんを支えるバンドという構図で
激しい楽曲であってもどこか暖かい空気を感じるバンド。
終始リラックスして観る事が出来る楽しくていいライブでした。

特に本編最後の「Autumn Leaves」。
CDを聞いていなかったので(スミマセン…)
曲名から想像したのとは全く違う激しいアレンジは圧巻でした。

いつも以上のぼんやり感想になってしまいましたが
観に行けて良かったです。


2017.12.04.
寺井尚子『The Standard』発売記念プレミア・ライヴ
@ eplus LIVING ROOM CAFE & DINING

01. Fly Me To The Moon
02. Night And Day
03. Devil May Care
04. Nardis
05. Yesterdays
06. It’s All Right With Me
07. What Are You Going The Rest Of Your Life
08. Autumn Leaves

ec01. Lonely Christmas
ec02. Sing, Sing, Sing

寺井尚子(violin)
北島直樹(piano)
金子 健(bass)
荒山 諒(drums)
松岡“matzz”高廣(percussion)

04
2017

上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ LIVE IN JAPAN TOUR 2017 @ BlueNote Tokyo 12/03

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BlueNote Tokyo公演最終日。
キャンセル分の放出をなんとかGETして観に行く事ができました。

この日、何人かの知り合いにお会いしました。
話を聞いてみると最初のエントリーで当選した人が一人もいなかった事に驚き。
「チケット争奪戦が激化している」なんて書いたりしますが
個人的に当たりづらいというボンヤリとしたものだったのが
ここまで来ると実際激化しているという事なんでしょうね。

ファンとしては喜ばしいものの
チケット入手に関しては切実な問題になりつつあります。



感想文を提出いたします。
——

素晴らしかったです!

という一言に尽きるんですが書きます。

ザックリとした感想としては 1st と 2nd の構成が面白い。
これはCDの曲順とも言えるのですが4曲からなる組曲
「THE ELEMENTS」がある事で両セットが全く別のライブに見えてくる。

たまたまボクの見た回がそうだっただけかもしれないが
1st は2人のソロとして「祈り」を感じるような楽曲を演奏する事で
会場には神聖な空間が産まれる。

しかしセット全体としてはバラエティに富んだ選曲。
各曲毎に2人とも余すことなくテクニックを披露し
どの曲も様々な表情を見せて聞き所満載。

無邪気にカラダを揺らし心地よく楽しめるライブ。

「満漢全席」的な盛りだくさん感。大満足のセットになった。


一方、2nd は「THE ELEMENTS」が一塊となる。
もちろん「THE ELEMENTS」自体に様々な表情があるのだけれど
ライブ全体が楽曲の進行と共に高まっていく一点突破的な印象。
ステージ上で行われている途切れる事の無い集中状態を
観客としても共有して一気に駆け抜けていく。

そして圧巻だったのは「THE ELEMENTS」の最後「FIRE」

音楽にバトルという言葉はふさわしくないと思うんですが
2人が交互に繰り広げるソロの応酬はタイトル通り燃え上がる。

構造が似ている楽器、ピアノとハープ。
両方とも同時に鳴らせる音数が多く
両手で別々の音を鳴らす事ができるので
ベースライン、バッキング、メロディを一人で演奏できる。

この事はどの楽曲にも共通する事なのだけれど
ソロパートに入るとイメージ構築を一人できるので
楽曲の印象を一瞬にしてガラリと変えてしまうのも可能になる。

「FIRE」では繰り返されるソロのラリーで
奏者が交代する度に相手のイメージを受け継ぎつつも
自身のイメージをさらに再構築していく事で
空間に産まれる緊張感は極限状態まで高まっていく。

2人の表情や仕草、呼吸まで良く感じ取る事ができるクラブ公演。
この恐ろしく神がかり的なやりとりが堪能出来た事は幸せというしか無い。

もう少し感じた事もあるのですが
ちょっとまとまらないので次回の感想に書けたら…。


次回はホールでの公演になります。
告知では上原ひろみさんの公演としては珍しく
途中休憩無しのぶっ通し公演になるとの事。

大きな会場で2人の音楽がどのように響くのか、
クラブ公演で2setに別れていた楽曲達が
休憩無しの公演でどのように見えてくるのか
今から楽しみが膨れあがっております。




2017.12.03.
上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ
LIVE IN JAPAN TOUR 2017 @ BlueNote Tokyo
1st show open : 16:00 start : 17:00
2nd show open : 19:00 start : 20:00

1st
01. A HARP IN NEW YORK
02. FOR JACO
03. MOONLIGHT SUNSHINE
04. CANTINA BAND
05. Jesus De Nazareth (Edmar’s solo)
06. WAKE UP AND DREAM (hiromi’s solo)
07. Spain

ec. LIBERTANGO

2nd
01. ENTRE CUERDAS
02. Place to be
03. (Edmar’s solo)(?)
03. Capecod chips(hiromi’s solo)
04. THE ELEMENTS-AIR
05. THE ELEMENTS-EARTH
06. THE ELEMENTS-WATER
07. THE ELEMENTS-FIRE

ec. Margarita!






上原ひろみ Live Report Index
01
2017

上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ LIVE IN JAPAN TOUR 2017 @ COTTON CLUB 1st show

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[少し追記しました]
唯一当選した COTTON CLUB での公演に参戦してきました。

ライブの感想の前に。

矢野顕子さんのツイートで見たのですが先日
ニューヨークでの上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ公演を
アンソニー・ジャクソンとご覧になったそうです。
元気な姿の写真を観る事ができて良かった。

いつの日か THE TRIO PROJECT で再び日本に来てくれる事を祈ります。

時間の経過と比例して進化し続けていた THE TRIO PROJECT の
最高傑作にして最新作の『SPARK』を海外での演奏を重ねてきた形として
観る事が出来なかったのは正直心残りでならない。


その後の怒濤の顛末は昨年のツアーパンフに書かれていますが
THE TRIO PROJECT の次に上原ひろみさんが
どんなプロジェクトがはじめるのか興味津々でした。

良くも悪くもバンドという形式であれば
THE TRIO PROJECT と比較してしまうだろうし
代替の様に見られてしまうのは本意ではないでしょうから
余程変わった編成・人材で組むのか。。。

よくよく考えてみればJAZZバンドは同じ編成で
メンバーが変わる事は普通にある事ですが
そんな事を心配してしまう程
上原ひろみさんの各プロジェクトは
それぞれ独創的であるという事を再認識して驚いてしまう。

そんな中、同じフェスに出演していた事で出会った
ハーピストに声を掛けあり得ない早さで共演を果たし
想像もしていなかった形の新たなプロジェクトが始まる。
そしてソレがとてつもなく素晴らしい。

なんとも上原ひろみさんらしい展開である。



感想文を提出いたします。
——

チケットが抽選式、かつカード決済でのエントリーという事で
キャンセルも見込めない COTTON CLUB の公演。
(実際はキャンセルチケット購入のチャンスはあったのでしょうか?)

なんとか1公演当選して1setのみを見てきました。
上原ひろみさんのクラブ公演を片方だけ見るというのは初めてだったので
後ろ髪をひかれまくると思っていたのですが終わってみればお腹いっぱい大満足。

CDでも感じていた事なんですが似た構造を持つ楽器、
ピアノとハープの組み合わせにプレイスタイルも似ている二人のディオ。

もちろん笑顔で繰り広げられる楽しい演奏なのですが
これまでに見た事の無いほど緊張感を感じるライブ。

それぞれの楽器独特の音色、奏法による明確な違いがありますから
ピアノディオと比べれば自ずと互いの棲み分けがあるはずなのに
戦っているフィールドが同じという印象でドキドキとハラハラが止まらない。

CDと同様の曲順でのスタート。

どの曲も一曲の中でおおきなうねりが何度も起こり
前述の通りお二人のスタイルが似ている事もあって
お互いのソロパートがシームレスに展開して
まるで二人で一つの大きなソロパートを作っているように感じる。

個々の楽曲の感想はまた書く機会があると思うのですが
CANTINA BANDのひろみさんのソロでは
The Throne Roomがチラリと現れる遊び心がある展開。

ボクの中一レベルの英語では曲名が聞き取れなかったのですが
エドマールのソロで披露された曲は祈りのような美しい楽曲。
(セットリストに書きたいので曲名わかる人教えてくだちい)
(※CLさんに教えてもらいました。ありがとうございまっす!)
続いてひろみさんのソロ「Haze」。

この2曲が演奏された時間は
何か神聖な空間が産まれたようでした。


話は前後しますがエドマールがMCした際に
冒頭少し日本語で話をされていたのですが
「ここに戻ってこれられてウレシイです。」という言葉があった。

コットンクラブ。
実はワタクシ訪れた事が数回しかありませんでトニーの公演以外では

2011年の上原ひろみさんの公演 以来。

震災直後に急遽行われた公演で
ボクの中ではとても想い出深いライブ体験。

「ここに戻ってこられてウレシイ。」

開演前からボクが思っていた事が
図らずもエドマールMCの言葉と重なり
お二人の2曲のソロが産み出した空気に
ウルウルとしてしまいました。


ラストに披露されたのはなんと「Spain」。
前情報を何も知らずに参加したライブだったので
この選曲には驚かされてしまいました。

アンコールでは大好きな「LIBERTANGO」
大満足の展開で幕を閉じました。

ホントに楽しかった。


平日という事もありますしヨメ氏は金曜も仕事後に
別のライブに行く予定があるそうなので
9時には家に着いて体力的には調度いい感じ。


本音を言えば2ndも見たかったですよ。

そりゃね。(笑


という事で唯一当たったクラブ公演堪能いたしました。


が、

「BNTのキャンセル分が放出されているぞっ」と
知人に教えて貰い1公演の席を確保いたしました!
次は 1st/2nd 両方見られます!!

楽しみ。



2017.11.30.
上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ
LIVE IN JAPAN TOUR 2017 @ COTTON CLUB
1st show
open : 17:00
start : 18:30

01. A HARP IN NEW YORK
02. FOR JACO
03. MOONLIGHT SUNSHINE
04. CANTINA BAND
05. Jesus De Nazareth (Edmar’s solo)
06. Haze (hiromi’s solo)
07. Spain

ec. LIBERTANGO





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