東京JAZZ 2008 [ GREAT AMERICAN STANDARDS ] 

tokyojazz2008_01.jpg
東京JAZZ 2006から2年ぶりに上原ひろみさんが参加。
上原ひろみさんは30日の昼・夜の登場。
今年は個人的に気になるアーティストが出演するので
頑張って30日・31日と参戦することにしました。


感想文を提出いたします。
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2008.08.30 13:00-
GREAT AMERICAN STANDARDS
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お目当ての上原ひろみさんが初っぱなと言うこともあり
寝坊することなく開演時間より随分と前につきました。
最初に短いオープニングアクトがあるとの事でスタッフに
「上原さんの前にセットチェンジありますか?」と確認したところ
「ある」とのことだったので 長丁場に対応すべくロビーにて
お茶を飲みながら アカペラボーカルを聞く。
終わるやいなやセットチェンジかと思い中に入ると
目の前で熊谷さんがタップを踏んでいる。w
「ちょっあのスタッフの野郎っだましやがったなっ」


【上原ひろみ×熊谷和徳】
前回のコラボの素晴らしさもあってもちろん期待満々。
そしてその期待を裏切らない素晴らしいパフォーマンス。

客席真ん中に熊谷和徳さんが登場する演出。
スタッフに騙されたおかげで席で見るより
よく見る事ができたのでまぁ良しと。w

客席の中から放たれるビートに呼応するステージ上のピアノ。
2人のコラボレーションはスリリングで美しい。

「Rhapsody in Blue」をモチーフとしたノンストップの
パフォーマンスはまるでショートムービーを観ているような
濃厚なパフォーマンス。白い衣装に身を包んだ2人が
舞台の上で舞い踊る感動的なステージ。

ピアニストとタップダンサー。
アプローチの方法は違うけれどこの二人には共通点を感じます。
全身全霊でピアノを弾く動き・全身全霊でビートを刻む動きが
美しいダンスになって音楽が・物語が紡がれていく。

熊谷和徳さんはミュージシャンでもあり
上原ひろみさんはダンサーでもある。

熊谷和徳さんをまだ見たことの無い人は是非一度見て欲しい。
ジーン・ケリーやフレッド・アステアも
素晴らしいタップダンサーだと思うけれども
熊谷和徳さんのスタイルは全く違うので
初めて体験した人はキット驚くと思います。

Beyond Standardに収録されている「I've Got Rhythm」と
ガーシュウィンつながりの「Rhapsody in Blue」の選曲も興味深い。

その他、織り込まれていた曲が熊谷さんのblogにあがっていたので転載。
お二人にとってのスタンダードという事での選曲だそうです。
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レッドホットチリペッパーズの『UNDER THE BRIDGE』
スティービーワンダーの『In Need of LOVE Today』
JAZZからチャーリーパーカーの『DONA LEE』
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だったそうです。『DONA LEE』以外聞いたこと無いなぁ。
ってか聞いたことはあるけど知らないから気がつけなかっただけかな?
今度収録アルバムを探して聞いてみようと思います。

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ちょっと話が変わりますが「Rhapsody in Blue」といえば
ドラマ版の「のだめカンタービレ」のED曲にも使われていましたね。
ネットで動画検索すると中国の動画サイトにある上原さんの動画には
「野田妹」の文字がかなり高い確率でついています。
最初は「?」と思っていたのですが調べてみると「野田妹=のだめ」。
人としては全く似ていないと思いますが
リストを得意とする超絶技巧を持ち合わせながら楽しんでピアノを弾く
のだめ の姿にひろみさんを重ねて観る気持ちはよくわかります。
(鍵盤にやたらと顔が近づく姿勢とかw)

つい先日、上原さんのblogエントリーによると台湾公演の時に
初めて自分が「ジャズのだめ」と呼ばれている事を知ったそうです。
文章の感じからすると「のだめカンタービレ」は読んだ事はないご様子。w
この選曲は「GREAT AMERICAN STANDARDS」に合わせた選曲だったと
思うのですが「リアルのだめktkrっ」とニヤニヤしてしまいました。w

当日会場で配られたチラシによると今年の年末のツアーの最中
2008.12.26.に二人のコラボレーションライブがあるそうです。
コチラもチケット激戦になりそうですが非常に楽しみ。


【The Great Jazz Trio by Hank Jones】
御年90歳のハンク・ジョーンズ。
ボクは2年前の東京JAZZ以来の再会ですがホント元気な長老です。w
The Great Jazz Trio はハンク・ジョーンズが組んでいる
トリオに対しての呼び名でベース・ドラムは時期によって変わります。

今回観たトリオはユニークな組み合わせのような気がしました。
「生ハムにマスクメロン」とか「ベーコンにメープルシロップ」みたいな。
「コーヒーにタバコ」(←反論は覚悟ですw)のようなストレートな
組み合わせではなく意外な組み合わせ的なトリオ。
特にドラムがソロになると急に覚醒してバッシャン、バッシャン行きます。
それをほほえましく観ている長老ハンクにコチラは和んだり笑ったり。

内容的には楽しめたのですが東京JAZZ 2006の時の
ジョン・パティトゥッチ、オマー・ハキムのトリオが
あまりに素晴らしく強烈に印象に残っているので。。。

ハンク・ジョーンズ、ジョン・パティトゥッチ、オマー・ハキムのトリオは
CD化されていなかったのですが最新盤として発売されたそうです。
購入リストにメモメモです。w


【Hank Jones and Ron Carter with NHK交響楽団】
生オケは久しぶりでしたし生オケ+JAZZは初体験。
しかも生Ron Carterっ。かなり楽しめました。

長老ハンク。
1発目のソロすっ飛ばしていましたね。w(気のせい?)
しかしまったく動じない長老ハンクに巨匠の貫禄をみました。w
これは大まじめな感想でオケとのセッションだろうがなんだろうが
細かい事気にしない、ソロ吹っ飛ばしても「それもおk」と思えるのは
音楽を楽しんできたハンク・ジョーンズの歴史のなせる技だと思う。

トリオならメンバーでリカバー出来る部分もあると思うし
そんなやりとりもJAZZの醍醐味の一つだとも思うが
オケとのセッションではそういう訳にもいかない。
普通、緊張するだろうし、ソロをまるまる吹っ飛ばせばあせり
その焦りはオーディエンスにも伝わってしまうと思う。

しかし、ハンク・ジョーンズは非常に楽しそうだ。
ソロをまるまる吹っ飛ばしても楽しそうだ。w
その楽しさは客席にも伝わってくる。そんな感じ。

セットリストは書けないので公式サイトのアップを待とうと思いますが
My Favorite Things をはじめと有名な曲をつないでいく
アレンジもすばらしく「GREAT AMERICAN STANDARDS」の
締めにぴったりのリッチなステージで楽しめました。

上原ひろみ & 熊谷和徳
上原ひろみ(p)
熊谷和徳(tap)


1. Raphsody in Blue
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--Reference--
Red Hot Chili Peppers / UNDER THE BRIDGE
Stevie Wonder / In Need of LOVE Today
Charles Parker / DONA LEE

ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ
special guest appearance by デヴィッド・サンボーン

ハンク・ジョーンズ(p)
ジョージ・ムラーツ(b)
ビリー・キルソン(ds)
デヴィッド・サンボーン(sax)


1. IN A SENTIMENTAL MOOD (Piano Solo)
2. Call Billy Kilson & George Mraz
3. RECORDA ME
4. WAVE
5. NICA’S DREAM
6. MERCY MERCY MERCY
7. Call David Sanborn
8. COMIN’ HOME BABY
9. BLUE MONK
EC. OLEO

ハンク・ジョーンズ & ロン・カーター
with NHK交響楽団

ハンク・ジョーンズ(p)
ロン・カーター(b)
ペイトン・クロスリー(ds)
エリック・スターン(cond)
NHK交響楽団(orch)


1. Cuban Overture
In Hank Jones, Ron Carter, Peyton Crossley
2. My Favorite Things
3. Over the Rainbow
4. Gershwin Medley
5. Porgy and Bess Medley



DREMATIC NIGHT に続く。。。

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このライヴの様子は下記のサイトでも紹介されています。
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Hoofin' Is My Music Dance 4 Freedom
すばらしいパフォーマンスを見せてくれた熊谷和徳さんのご本人のblog。
「Rhapsody in Blue」に織り込まれていた他の曲も紹介されています。
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Bagus日記
[ uzazo's friend blog ] 初 hiromi × kaz の感想が非常に熱いです。w

上原ひろみ Live Report Index
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コメント

毎度のご紹介、恐縮です。
初 hiromi × kaz が拝めただけでも
「来て良かったな」と思えるライブでした!!

どもども。
もちろん人それぞれの好みはあると思うんですが
hiromi × kaz は最強コラボですよね。w
12月もなんとしても行きたいですが
なにはともあれ先立つチケットですね。w

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