Chick and Hiromi live in Budokan “Duet” 

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この2人は音楽と相思相愛だ。と確信した。
素晴らしすぎて泣けて来ました。
  
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チック・コリアと上原ひろみさんの武道館ライブに参戦。

座席表の存在しない武道館のアリーナ席。
どのあたりの席かドキドキしながら行ったのですが
ピアノを挟んで2人がシンメトリーに見える程ど真ん中。
しかも両手で数えられてしまうほど前方の良席に感謝。w

客入れの音楽はチック師匠の Five Trios から。


感想文を提出いたします。
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チック・コリアと上原ひろみさんの共演といえば
古くは17歳での共演という有名なエピソードに始まり
東京 JAZZ 2006 【 ENCOUNTERS 】
そして昨年の公演で今年 Live CDとして発売された
CHICK COREA DUET with HIROMI UEHARA @ Blue Note TOKYO」。

Blue Noteの公演の感想に「またいつの日か観てみたい」と書きましたが、
まさかこんなに早く実現するとは思いませんでした。w

Very Early の優しい音から幕開け。
今回はガッツリCDを聴いてからの参戦という事もあり
インプロで組み立てられていく新しい展開などにウットリ。
「あぁこのライブに参加出来てよかったぁ」などと思っていた。

しかしそんな悠長な感想を持っていられたのはココまで。
2曲目の Summertime でコチラの意識はガラリと変えられた。
もちろんインプロヴィゼーション満載のライブである事は充分
わかって参加していたつもりだけれどCDとのフレーズとの違いなんて
気にしている場合では無いほどスリリングで身震いするような展開。

東京JAZZ と Blue Note の印象があまりにも違ったので
 >前回に比べてリハーサルの回数が多かったのか
 >ある程度決め事を多くしておいたのかという所でしょうか?
なんて感想を書いたのだけれど、どうやら
そういうレヴェルの話ではないようです。w

ライブでの共演で言葉(音楽)を重ね蓄積していく事で
お互いの結びつきが強くなりより自由に走れるようになる。
2人がお互いにまだ見せていない引き出しを開けて見せたり
相手が開けていない扉をノックしてみる。。。

曲を演奏している瞬間、瞬間にそういう駆け引きを繰り返しながら
ひとつの楽曲を中心に2人が新しいアプローチをしていき
誰も聴いたことが無い新しい音楽が産み出される。
とても感動的な空間でした。

ライブに行く前は「なにか新しい選曲はあるのかな?」
などと期待していたのですが全てが新しくその場で産まれてくる
このライブに新たな選曲は必要なかったですね。

全編通して・全曲神がかりと言えるような
ホントにホントに素晴らしいパフォーマンスでした。

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途中チック師匠がタンバリン(?)を取り出して
「ちょっwそんなモン しこんどんのかいっ!」と心の中で突っ込みつつ
「今日はカウベルではないんですね?」と思っていたら
ひろみさんがチック師匠のピアノ付近からカウベルを出した時は
「やっぱ あんのかいっ!」と思わず笑ってしまいました。w

そしてアンコールでのSpain。
一つのピアノに座っての連弾からチック師匠がカウベルを叩きながら
グルリとピアノを一周し上原ひろみさんにソロを存分に弾かせたシーン。
「17歳の時の共演の話」を思い出し勝手に感動してしまいました。
(もちろんボクは当時のライブは観ていませんが・w)
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  17歳の時の共演は一つのピアノで連弾をし途中でチック師匠が
  突然「ひろみ's ソロ」といってカウベルを叩きながら
  ピアノの周りをグルリとまわったのだそうです。
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一音一音記憶する能力などありませんが
今CDを聴いてしまうと今日の印象を塗り替えてしまいそうなので
しばらくの間 Duet は封印して余韻を楽しもうと思います。

その場所にしか存在しない音。その刹那が美しい。
それがライブの素晴らしさだという事はわかっているのですが
今日の素晴らしいライブを是非 Duet 2 として発売してほしい。
もしくは Blue Note の全セットのライブ映像と
今日の巨大モニター用の映像で全4枚組のDVD発売とか。
(かなり本気。)

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しかしあんなにも素晴らしいライブだったのに
心の奥底にホンノ少し不完全燃焼感が漂っている。

ボクの周りだけかもしれませんがクラシックのコンサートを見るかの様な雰囲気。
個人的にはもっと砕けた感じでノリノリしながら楽しめたらよかったんですが
みんなガッツリ見入ってしまったんでしょうね。

まぁそんな事を思うのはボクがBlue Noteの客席がそのまま
大きくなった状態を勝手に想像ながら会場に行ったからなんですがね。w

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余談。
今日配られた BEYOND STANDARD のチラシ。
プレミアム・イベントが抽選招待って。。。
自分のガンバリではどうにも出来ない。。。
くじ運の無さには定評のあるオレ涙目。w

2008.04.30.
Chick and Hiromi live in Budokan “Duet”

1. Very Early [Bill Evans]
2. Summertime [G. & I.Gershwin-D.Heyward]
3. Do Mo (Children's Song #12) [Chick Corea]
4. Place To Be [Hiromi Uehara]
5. Humpty Dumpty [Chick Corea]
6. Fool on the Hill [John Lennon - Paul McCartney]
7. Old Castle, by the river,
     in the middle of a forest [Hiromi Uehara]

EC1. Bolivar Blues [Thelonious Monk]
EC2. Concierto de Aranjues / Spain
     [Joaquín Vidre Rodrigo - Chick Corea]



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このライブは下記のサイトでも紹介されています。
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Chick Corea - Notes From the Road
チック師匠のblogです。リハと思われる写真と公演感想が読めます。
日本のオーディエンスを褒めてくれているようでなんだかウレシイです。w

Bagus日記
[ uzazo's friend blog ] 暖かい気持ちが伝わってくるステキな感想が読めます。

a HARD days night
ソニー・マガジンズ代表の方のblog。ビヨスタ/Duet/武道館と展開する深い考察。

上原ひろみ Live Report Index
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コメント

うーむ

はじめまして、昨夜の武道館、行きましたー。
いいなあ、ど真ん中ですか。
私ゃ同じアリーナでも左端の方で、最悪でしたー。
いや、二人の演奏が素晴らしかったのは言うまでもないんで、
…関係者?スタッフ?最低でした!
アホカメラマン、そのデカいシャッター音なんとかしろよ!
スタッフ、ガタガタばたばたするな!
いやマジで抗議に立った人もいたくらいで。
ひろみさ~ん、やっぱり狭いホールで演ってくださーい!

どもですぅ。

>とんぺいさん
はじめまして。過疎ブログへのコメントどもです♪

やはりですかぁ
ボクの友人も関係者・スタッフ・カメラマンに
折角の空気を壊されたと憤慨していました。

2人のパフォーマンスが最高だっただけに
怒りのボルテージも上がりますねっ。

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