上原ひろみ『SPARK』発売記念イベント 

毎度ハズレ続けてきた発売記念イベント。
やっとの事で当選して行ってきました。
今年の運は使い果たしたかな…。

自分の思い出も兼ねて
思い出せる部分を書き残しておきます。
記憶だよりなので文言不正確なのはご愛敬。


感想文を提出いたします。


発売イベントは2部構成で
前半・トーク、後半・ライブという構成。

MCはInterview File castの編集長、棚橋和博さん。
ボクにとってこの組み合わせは
『TIME CONTROL』の発売イベント以来ですが
抽選になってからの発売イベントでは
おなじみの組み合わせだそうです。

ちなみに3/18に発売になる『cast』は
上原ひろみさんが表紙になるそうで
『SPARK』についてとリーダー作10枚を振り返る
6時間にわたるインタビューが掲載されるとの事。買います!

棚橋和博さんの砕けた聴き口で『SPARK』の
レコーディングに関しての話からスタート。

T「上原さんのイベントでは人がよく倒れますよね。」

H「前回のイベントはスタンディングでギュウギュウでしたから、
  私も含めて皆さん歳をとっていきますし今回のイベントでは
  どんな企画でもいいけど椅子のある会場でとお願いしました。」

T「倒れるといえば今回のレコーディングでは
  初めてスタッフが倒れなかったそうですね。」

H「レコーディングがこれまでは3日だった所を
  今回は4日だったんで…」

T「でも10作中、9作、スタッフが倒れたというのは…」

H「でも今回は倒れませんでした。」

T「ブラックですね…一人ブラック企業…」



と、過酷なレコーディング風景のお話。
朝10時からスタートして深夜までのレコーディング。

T「アンソニーって何歳でしたっけ?」

H「63歳になるのかな。でも倒れたのはスタッフで…」

T「……」

H「アンソニーもサイモンも楽しそうでしたよ。」


その話の流れで「アンソニーが痩せた。めっちゃ痩せた。」と。
なにやら海外では「before Hiromi ←→ After Hiromi」と
キャプションが付けられているアンソニーの比較写真が
出回っているらしい。上原さんもその事は知っている。と。

ボクの文章では会場の爆笑感が伝わらないのが
ザンネンですがハードなレコーディングの状態や
インタビューの際でもひろみさんは仕事にキビシイという
エピソードを軽快な爆笑トークで披露してくれました。

前回のトークライブで語られた
「命がけで臨んでください。」に偽りなし。
という所でしょうか。

で、トーク中に棚橋さんが突然

T「HIROMI BARやりたいんですよ。」

H「?」

T「ちゃんとマネージャーさんに許可もらってます。」


とチャライ感じで(褒めてます)立ち上がり
マイクスタンドセッティング。

H「なんだか矢野さんみたいですね。フフッ」

T「ボクは池チャンの気分です。」


と、まさかの展開。

なんでまさかかと言いますと前回のトークライブ。
ボクがインタビューする事なんてもちろんあり得ませんが
妄想としてインタビューするなら ひろみさんには終始
ピアノ前に座ってもらって話題に出てきた曲のフレーズや
自身の曲解説なんかをしてもらいたいなぁ。とか思っていまして
(繰り返しますがただの妄想ですよ)

でも、それをやらなかったのは 上原ひろみさん的に作品の一部を
抜き出して弾くのはNGだったのかな?とか思っていたんです。

「Piano LIVE・Piano LIFE」というイベントでは
「Choux a la Creme」のメロディの弾き分けを実演していましたが
あれはピアノを学んでいる子供さんからの質問への
返答だったので特別だったのかな。と。

ところが棚橋さん

T「Sparkのキレイなイントロあるじゃないですか
  あれ弾いてくださいよ」
チャライ(褒)

ワタクシ上記の様な妄想からの想像していたので


えぇ〜っ


ですよ。

H「ここですかね。」

とスパークのイントロ。

イントロが終わるところで

T「(口で)ファァ〜ファァァァ〜って
  シンセ(ノードリード)入るんですよね。」



こんなん笑うわ。


T「で、カッコイイ「リフ」ですけどアレも弾いてください」チャライ(褒)

少し照れながら上原さんがリフを弾く

T「インタビューした時にこのリフを思いついた時
  「50m走りたくなった」って言ってましたよね。」

H「100mですよっ」

T「いえ、間違いなく50mって言っていましたっ」


カッコイイリフを思いついた時の上原ひろみさんの言葉
「ピアノの周りを走りたくなった」「鼻血が出るかと思った」

今回は「50m走りたくなった」

そして無茶ブリはつづく。

T「で、曲の終わりにスゴイ複雑なブレイクあるじゃないですか
  あれも弾いてもらえますか」チャライ(褒)

ダラッ ダララッ ダララッ 〜

T「アンソニーとサイモンにまた無茶な事を」

H「ここは1000本ノックみたいに練習しました。
  ただこのブレイクにはちゃんと意味があるんですよ。」



からの神展開

「Spark」のアナリーゼ。

実際のトークとは順番が前後します。

ブレイク直前の壮大なフレーズ部分。
この部分はオープニング、イントロ部分の
リフレインになっているとの事。
(リプライと言っていたかな?)

T「なんでインタビューの時に教えてくれないんですか」

と、仰っていましたが
ワタクシも全く気がついていませんでした。

T「「どこかなつかしい気がする」と伝えましたけど
  そういう仕掛けが…」

H「サブリミナルですw」


そして当初はブレイクが入っていなかったそうです。
作曲時はフワッとした形から始まり
「このフレーズを繰り返そう」「ここはアンソニーに」
などというように具体的に形作っていき
終盤に物足りなさを感じたのでブレイクを追加。

そしてこのブレイクは印象的なリフの
虫食いのリフレインになっている。
(このエピソードはJAZZ LIFEに掲載されています)

T「え?リフから音を抜くとブレイクと重なるんですか?」

H「そうです。このリフから音を抜いてブレイクがこう」(実演)

T「同時に弾けたりします?」

H「えっ うーん と。」(実演)


上原さんのリアクションを見た感じでは
初チャレンジという感じ。

ここが本日最大の無茶降りだったような気がします。

たしかにメインリフとブレイクは
同時に弾くとピッタリ重なる。

H「もう一度いいですか?」

一度目でもビタッとはまったのに
納得いかなかったのか再チャレンジ。

H「なのでバンドでの演奏を見る機会があったら
  リフを心で歌ってみるとピタッと合うと思います。」

H(ブレイクパート演奏)

H「again」(ブレイクパート演奏)

H「again」(ブレイクパート演奏)

H「again」(ブレイクパート演奏)

H「と、こんな感じでノイローゼになるんじゃないかと
  思うぐらい繰り返し練習しました。」



自身の楽曲を切り出して演奏するときは
「こんな感じでいいんですか?」

と言いながらちょっと照れながら演奏されていましたが
一部分でもファンとしてはウレシイ。

そしてその流れで実演しながらの
楽曲解説は神展開でした。



T「ボクの好きなブルージーなの演ってください」

ブルージーなフレーズを少し弾いて

H「え?何すれば(弾けば)いいんですか?」

ここも無茶振りでしたね。

ただ、棚橋さんここはもう一押しして欲しかった。
何か具体的な曲名を言っていたら
ここだけでしか聴けない「何か」が聴けたかも。

しかしこの時点で予定のトーク時間は
大幅に過ぎていたので無い物ねだりか。

何にしても爆笑トークと
実演交えてのアナリーゼは大変面白かったし
「Spark」のブレイク直前の所の演奏は鳥肌でした。

棚橋和博さんに感謝・拍手です。
「cast」絶対買います。



後半。ライブパート。

会場のスピーカーの問題なのか高音の抜けが悪かったんですが
今日の内容を思えばそんなのは重箱の隅、というか重箱の外。
些細な事です。


バンドでの楽曲のピアノソロアレンジという事で
前回のトークイベントで演奏された
『SPARK』の楽曲3曲と
何か1曲ぐらい聴けたらいいなぁ。とか
思っていたので1曲目でまさかの誤算。

・TAKE ME AWAY

もうね。上原ひろみさんは
「Spiral」や「Time Out」もソロでの演奏がありましたから
何が来ても驚かないつもりだったんですが
バンドではアンソニーが歌う美しいメロディを
ピアノの音色で聴くのはこれまた至極の時間。
途中楽曲がドライブしていく所も流石でした。

そして既にソロでもおなじみの

・WHAT WILL BE,WILL BE
・WAKE UP AND DREAM
・ALLS WELL

大満足でしたがアンコールがある雰囲気。
アンコール突入のイントロでぶっ飛び。

・IN A TRANCE

1.5倍は言い過ぎですがCDでの演奏より
1.3倍ぐらいの勢いで演奏がスタートし
ドラムのオープンソロが無い分一気に駆け抜けていく。

インプロパートでは「これでもかっ」という程の

圧縮・開放・圧縮・開放・圧縮・開放

客席からも歓声・拍手が飛びまくる圧巻の演奏。

正にトランス状態でした。


トーク中に棚橋さんが冗談で
「帰る時にはお金払いたくなりますよ。
 1万円ぐらい置いて帰りたくなります。」
と言っていましたが1万円で今日の体験ができるなら
チケット買って参加します。

素晴らしすぎてスパークしました。



上原ひろみ『SPARK』発売記念イベント
@ 日本橋三井ホール
19:00〜

01. TAKE ME AWAY
02. WHAT WILL BE,WILL BE
03. WAKE UP AND DREAM
04. ALLS WELL

EC. IN A TRANCE

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コメント

新譜を解説付きでピアノソロで聴けるなんて
もうないんじゃないでしょうか?
貴重なライブでしたね!うらやまし〜




yeasさん
どもどもです!
楽曲解説は「spark」の2箇所についてのみだったんですが
ご本人の再現による解説は大変面白かったです。

バンドでのライブも年内にはと言っていましたので
(例年通り年末かな?)楽しみですねっ!

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