東京JAZZ2014 9/6 

東京JAZZ2014 9/6 
THE JAZZ POWER

東京JAZZ観てきました。
前置きとしてワタクシ楽譜も読めない音楽素人です。
そんな素人が思ったママに書く感想ですので。


初日はお昼の部「THE JAZZ POWER」のみの参戦。
はからずも入手したチケットが最前列という幸運。

・JAGA JAZZIST
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全く前知識なく初めて知ったバンドでした。
大所帯のプログレッシブバンド(?)と言っていいのかな。
ジャンルレスというか様々なテイストが溶け込んだ楽曲。
変拍子好きとしてはまぁまぁ楽しく聴く事ができましたが
音作りはあまり好みでは無かったです。
ただそのジャンルの流儀というかカッコヨサがあると思うので
門外漢がとやかくいう事ではありませんね。

でもまぁ楽しめましたよ。


・Michel Camilo × 上原ひろみ
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ボクのこの日の大本命。



神ライブ!



文句無く最高でしたっ!

このディオの組み合わせは2005年に披露されていたそうですが
当時のボクはまだライブに足を運ぶ事はありませんでしたから当然未見。
後になってからどこかで読んだレポートでは
「指が転びながらも果敢に挑み続ける若き上原ひろみ」的な内容を読みましたが
約10年、レジェンド・カミロを超えたなどとは申しませんが
もはやチャレンジャーではなく対等のアーティストとして共演といった印象。

海外での公演を経て東京JAZZでのステージという事もあって
ヒリヒリとした緊張感はさほどなく和やかな雰囲気でスタート。
演奏楽曲を決めてインプロヴィゼーション満載で繰り広げられる演奏。
キメのユニゾン部分ではピタリと息のあった高速パッセージ。

このディオの相性の良さは当然といえば当然。

そもそも初期の上原ひろみさんのキラーチューン「Dancando No Paraiso」の
ラテンジャズ的なハイテンションと圧倒的な早引きは
ミシェル・カミロの「On fire」と重なるテイストを持っていた。

本当に夢の様な時間でした。


上原ひろみさんのインプロヴィゼーション・ピアノディオというと
東京 JAZZ 2006 で披露された チック・コリア × 上原ひろみ が連想される。
チック・コリアと上原ひろみのディオもまた相性の良さを痛感したが
今回のミシェル・カミロとのディオは別の種類の相性が良さ。

無理矢理例えるなら
チックとのディオは「ダンス」。
お互いにステップを披露しながら発展していき
時に手を取り華麗な連動からのキメを見せる。

カミロとのディオは「組み手」。
互いの演舞を披露しながら
時に拳を交える組み手に発展していく。
故に最後はエキサイトして拳にぶつかり合い。

もちろん産まれる音楽はそんな殺伐をした物ではなかったが
そういった違いを感じた。

セットリストは公式にアップされてから転載しようと思いますが
上原ひろみさん作曲の「Desert On The Moon」が選曲されたのもウレシイ。

JAZZの世界にはレジェンドやスタンダードが存在するけれど
音楽のジャンルが細分化されて来たこの時代に
新たなレジェンドやスタンダードは産まれるのだろうか?という疑問がある。

もし産まれる可能性があるとしたら今上原ひろみさんのやっている事が
一つの手段なのではないだろうか。とボクは思う。
それは自ら世界各地に足を運びより多くの人にライブを生で見て貰う事。
そして自身の楽曲を他のアーティストに演奏してもらう事。

その意味でチック・コリアやスタンリー・クラーク、矢野顕子、
そして今回にミシェル・カミロとの共演で
上原ひろみさん自身の楽曲が選曲されるのは
ファンとして素直にウレシイ。

と、上原ひろみさんのファンとしての肩入れが十二分に含まれてはいるが
会場全体の雰囲気としてもこの公演での最大の盛り上がりは
この「Michel Camilo × 上原ひろみ」のディオであったのは間違いない。


・ランディ・ブレッカー、 マイク・スターン、 小曽根真
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大変期待していたステージ。結果はボク的にはザンネンでした。
非常に短いテーマ…というかリフ一発でソロを回していく
いわゆるジャム・セッションを延々と繰り返す内容。
もちろんハイレベルの演奏が繰り広げられているのは判ったのですが
緩急なくズーッとハイレベルの物を見せ続けられていると
感覚が麻痺してスゴク見えなくなるという逆マジック。

もちろん彼らのファンにとってはメインディッシュである
神業ソロをズーと観ていられるのだから楽しかったのだと思うが
ボクには展開が乏しくとにかく退屈でした。

というかもっと痛烈の書き方をしてしまうと
「ジャム・セッションでOK。観客も喜ぶだろ」的な
甘いスタンスが透けて見えた気がします。
ファンだけが集まる単独公演ならそれでもいいのでしょうが
いろんな観客が集まるフェスではチョット。

ボクの偏見というか思い込みの可能性もありますが
その流れの中でも 小曽根真さんは孤軍奮闘といった感じで
オルガンパートは聞き所もあった気がします。

という訳で個人的には尻すぼみの公演でしたが
お目当ての「Michel Camilo × 上原ひろみ」が想像通り、
いや想像以上に素晴らしい内容だったのでオールOK。


この後屋外ステージでヨメ氏が好きなアーティストが
出演されるとの事でお付き合いして聴いてきました。
こちらはヨメがガチファンなので感想は避けますが
なかなか良かったです。

2日目に続く。


JAGA JAZZIST
ラーシュ・ホーントヴェット (g, cl, sax, key)、 マーティン・ホーントヴェット(ds)、 リーネ・ホーントヴェット (tu, fl, per, glockenspiel and vo)、 オイスタイン・ムーエン(synth, p)、 アンドレアス・ミョース (vib, g, key, per)、 エーリク・ヨハネッセン(tb, per, vo)、 マルクス・フォシュグレーン (Eg,effects)、 エーヴェン・オルメスタ(b, key)

STARFIRE
BANANFLUER OVERALT
ONE-ARMED BANDIT
MUSIC! DANCE! DRAMA!
TOUCH OF EVIL
OSLO SKYLINE


ミシェル・カミロ × 上原ひろみ
ミシェル・カミロ(p)、 上原ひろみ(p)

TROPICAL JAM
CARAVAN
BESAME MUCHO
DESERT ON THE MOON
BiLLie's Bounce
The Gods Of The Yoruba


ランディ・ブレッカー、 マイク・スターン、 小曽根真
ランディ・ブレッカー(tp)、 マイク・スターン(g)、 ライオネル・コーデュー(ds)、 トム・ケネディー(b)、 小曽根真(p)

OUT OF THE BLUE
KT
THE DIPSHIT
What Might Have Been
Some Skunk Funk




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このライヴの様子は下記のサイトでも紹介されています。
--
Bagus日記[ uzazo's friend blog ] 


上原ひろみ Live Report Index
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コメント

まさに神ライブでしたね!
すごすぎて呆然でした。
あんなに相性のよいデュオですから
今後も継続して聴き続けたいです。

yasuさん
いやぁMichel Camilo × 上原ひろみさんのステージは
ホントに観ることができて幸せでした。
ラジオの生放送で全曲の音源が残っているのもウレシイですが
お二人の表情を含めて何度も観てみたいので
TVでの放送でも枠を多く(ホントは全曲希望w)取って欲しいです。

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