HIROMI UEHARA Solo Piano -PLACE TO BE- @ Blue Note Tokyo 

20091227.jpg
ブルーノート2日目。

ブルーノートの公演はツアーとは別扱いなのかな?
まぁとにかく年内最終公演。Final。

上原ひろみさんの次のライブがいつになるのか
わからないがもしかしたらソロでの公演は
一端、聴き納めになるのかもしれない。

心して堪能すべく会場に向かう。



感想文を提出いたします。
--
本日も自由席。
昨日2種類の席で見た感じから
最善の席がどこなのかなぁと考える。

もはや思いこみを越えた盲信のこだわり席(笑

ブルーノートのおねいさんにも
「少し下がればまだ手元がよく見える席が~」と
ご進言いただいたのだが「それでもココで」と
言ったら笑いながら案内してくれた。

さて本編の感想。

ボクは映画でも芝居でも
自分自身の感想を大切にしたいと思っています。
もちろんそれはみんなそう思っているだろうけど
自分の中に熱狂ではなく一欠片の客観を求めたい。

いい演奏はオーディエンスを盛り上げるし
オーディエンスの反応は演奏にも影響を与える。

それは判っていてもどこか冷静な感想を持っていたい。
特にブルーノートという空間であるとか
最終日であるとかすれば盛り上がるのが必然。

その事を踏まえてもこの日の演奏は
ベストアクトに数えたい1つになりました。

以前そう思ったのは12月14日だから
我ながら早いベストアクト追加である。w
これがあるから自ずとライブに行く回数も増える訳で。w

ホントに甲乙つけがたい名曲の中で
ファーストインスピレーションから大好きな「BQE」。
当然毎回ライブでも前のめりになって注目してきました。

この日の「BQE」は国際フォーラムで演奏された
2回の印象が違う「BQE」が共存したかの様に
「いったいドコまで突っ走るんだホントにつながるのか?」
と思わせるほどチャレンジングで有りながら
一気にメロディアスに展開するところの切り返しの
エッジの鋭さもキッチリ際だっていて「完璧」と言っていい。

そう思っていたら演奏後
手の位置を変える事無く手をグッと握り
ホントに小さなガッツポーズ。
しかも振り返り客席に背を向けた状態で
「よしっ」と小さくつぶやいていました。

インタビューなどで
「お客さんに満足してもらうのは最低条件
 自分が満足する演奏は年に数回も無い」
と仰っていますが今日は年に数回のその瞬間に
立ち会えたのではないかなぁ。と思いました。

一人で演じ続ける2時間強次々と湯水の用に
溢れるアイディアにはホントに驚かされる。

「今日ここでしか産まれない音楽を」

という言葉にはウソが無い。

先日の感想で
「Keith Jarrett/The Koln Concert」
というアルバムを感想の引き合いにだしたのだけれど
フルインプロヴィゼーションで演奏された
ライブアルバムの神懸かり的名盤・名演です。

もちろん上原ひろみさんの今回のツアーは
自身の曲を演奏されているんだけれど
それでも「曲が今まさに産まれている」という
「The Koln Concert」と同じ感覚を感じられる
素晴らしい内容でした。(これはツアー通して)

もし今日のライブがCDになったら
ボクは「The Koln Concert」
越えたと言っていいんじゃないか。
と思える神懸かり的ライブ。

キラキラと小さな音の粒が舞い
ガッと鋭い音が空間を貫く

特にこの日のライブは
「やっぱり上原ひろみが好きだ
 上原ひろみが好きで良かった」
といつも思っているハズの事を
改めて再認識させられる驚くべき感情がわいてきた。

「夢の様な時間」なんてチープな表現に
なってしまいますが他の言葉がみつからない。
(この感想文の恐ろしい長さでくみ取っていただきたい。w)

「上原ひろみは常にオレ達の想像の斜め上をいく」
(マンガ 「Level E」より引用w)

ホントに素晴らしい音楽を
ありがとうございます。

--
今回のソロツアー。
いくつかの公演に参加させてもらいましたが
どの会場でもひろみさんが会場の空気を見事に
コントロールしているなぁ。と感じました。

最後になってフッと思ったのですが
あの空気感のやりとりはバンドの時に
メンバーと常に行っていたやりとりが
会場に向けられていたのかなぁ。と思いました。

次回のライブ・プロジェクトが
どんな物になるかわかりませんが
(もちろんソロのライブでもウエルカムです。w)
期待マンマンでお待ちしたいと思う今日この頃であります。



2009.12.27.
HIROMI UEHARA Solo Piano -PLACE TO BE-
@ Blue Note Tokyo
--
Showtimes
1st Show : Open5:00p.m. Start6:00p.m.

2nd Show : Open8:00p.m. Start8:45p.m.

--1st--
1. Capecod Chips
2. Sicilian Blue
3. BQE
4. Deja vu
5. Old Castle, by the river,
     in the middle of the forest
6. Place To Be
7. Choux a la creme

EC.THE TOM AND JERRY SHOW


--2nd--
1. I've Got Rhythm
2. Green Tea Farm
3. Islands Azores
4. Berne Baby Berne
5. Somewhere
6. Desert on the moon 
7. Pachelbel's Canon
8. Viva! Vegas
    Show City, Show Girl
    Daytime in Las Vegas
    The Gambler

EC1. Brain Training

EC2. Place To Be

EC3. The Tom And Jerry Show



一応上記感想で引き合いに出したCDご紹介


--
このライヴの様子は下記のサイトでも紹介されています。
--
Bagus日記 [ uzazo's friend blog ]
今年も沢山の同じ空間を共有したました。熱いレポが読めます。

上原ひろみ Live Report Index

追記します。
以下ボクの思った事で意見の違う方は
不愉快になるやもしれませんのでご了承を。


ボクはライブには人それぞれの
楽しみ方があると思っています。

いろいろな感想を持つ人がいて
いろいろなリアクションがあって
それぞれの感謝の表し方があって

そういう人たちが同じ空間を共有し会う。
それがライブの醍醐味であると思います。

なのでボクと違う感じ方をする人がいるのも当然。
あまりその事には触れない方がいいだろうなぁ。と感じています。

でもまぁ個人のブログですから
ある程度断りをいれればボクの考えを書いてもいいかな?と
追記(more)の方に何度か書かせてもらっています。


さてこれだけ長々と感想を書いた上に
何を追記することがあるのかと言いますと


「アンコール」に関してボクが思った事です。


26日の方の感想に
「1stのアンコールで戻ってきた
 ひろみさんの顔色が青ざめて見えた。」
と書きました。

もちろんご本人に確認を取ったわけではありません。
そんな術もありません。
単純に照明のせいだったかもしれません。

しかしMCカットであれだけの曲を弾き続けるのは
素人考えでも体力的にもかなりの
しんどい作業だと想像はできます。

こちらの感動と感謝の拍手を送る。
アーティストにとってはキット嬉しい事だと思います。
もちろんその思いに応えてアンコールを披露してくれる。
素晴らしい事だと思います。

27日。
2nd set 会場は盛り上がりは冷めやらず
ダブル・アンコールに応えてくれました。

その後、
客電は明るくなりBGVが流れBGMも大きくなる。
明らかに終了のサインが出されていた。

もちろん終了のサインが出ようがなんだろうが
拍手を送り続けたい程の感動があるのもわかる。

でも、
それ以上を求めてもいいのだろうか?
という気持ちがある。

上記の「顔色」の件はボクの勘違いかもしれない。
しかし2日間のどのセットでも上原ひろみさんは
体力の限界までの全力でプレイしていたのは間違いない。

再び出てきたアーティストが演奏する前で聴かないもの失礼。
もちろん一曲でも多く聴けるのはファンとして嬉しい。

しかしあの状況にボクは
「全力で走り切った人にもう一度走れ」
と言っているようでとても心苦しかったし。
逆に
「ダブルアンコールでは満足出来なかった」
という意味にだって取ることが出来てしまう。

もちろん ひろみさんのお人柄を
考えればそんな風に考えないだろう。
きっと喜んでくれると思う。

でも、ひろみさんのお人柄を考えれば
体力が限界でも無理をしてしまうのではないか?

とも思ってしまうわけです。

どんな方法かボクにはわかりませんが
「終了のサイン」が出た後でも収まらない感情を
アーティストをステージに呼び戻さないで
感動を伝える方法は無いのだろうか?

そんな風に思ってしまいました。

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コメント

こんにちわ。キムです。

実はブルーノート不参加でしたwそれでもuzawaさんの感想で、当日の様子はだいたい予想がつきます。偶然にも同じ会社の人が最終日の2ndに行っていて、自慢されましたー。なんかすごく悔しい感じいですww

来年の予定ですが、すでにびっしりのようです。次は4月にあるようですね。
http://www.elloradesigns.com/itinerary/itinerary.asp?ArtistID=2

キムさん
どもども。
もちろん会場の雰囲気・ファイナルという事も
加味されますが素晴らしい内容のライブでしたよ。

って情報っ!ありがとうございます。
Japan TourしかもStanley Clarke キタコレッ!!!

ライブも終わって新譜情報もまだなので
燃え尽き症候群的な流れに突入していたのですが
一気にテンション上がりました。w

>「よしっ」と小さくつぶやいていました。

そうだったんですね!
僕には毎回毎回が最高なので
よくわかりませんでしたが、
演奏する人の満足度も高かったとしたら
こちらまで嬉しい気持ちになります。

>「やっぱり上原ひろみが好きだ
>上原ひろみが好きで良かった」

激しく同感です!
こういう気持ちにさせてくれた
ひろみさんに感謝感謝です。

ホントに毎回最高なので
「この日のBQEが最も良かった」というのは
ボクの個人的な印象でしかありませんが
「小さなガッツポーズ」と「よしっ」の瞬間に
立ち会えたことは単純に嬉しくなっちゃいますよね♪

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