WEB MAGAZINE[ e-days ]interview part2 

e-days02.jpg
以前コチラで書いたWEB MAGAZINE「e-days」に
新作に関する上原ひろみさんのインタビューが
パート2として掲載されていました。

新譜に対するインタビューですから当然雑誌とかの記事と
重複する部分もありますが楽しく読めました。





Hiromi's Sonicbloom / Beyond Standard 

BeyondStandard.jpg


Hiromi's Sonicbloom の2作目にして初のスタンダード集。

前作の感想では賛否両論入り乱れていた事から考えると
新作が Sonicbloom である事もきっと賛否両論になるんだと思います。w
ただボク個人としてはトリオと同様に Sonicbloom も大好きですし
ツアーを周りながら築き上げられたバンドが新たに産み出す曲を
聴いてみたいという気持ちが大きかったので非常にウレシイです。

しかしこの「Beyond Standard」。
前作で「否」側の感想を持った人も
是非一度は聴いてみて欲しい作品です。


感想文を提出いたします。
--
古いレコードを再生するようなノイズを交えた
Intro~ に導かれ前作ラストトラック
Time's Upが時間切れになっていない
Softly As In A Morning Sunrise として登場。
前作ライナーの Time's Up に対するコメントを
見返してみると「To be continued...」とはっ。

時間を超えて手元に届けられた1曲。
見事な「Time Control」ですね。

さて内容ですが
スタンダード集でありながらも「Beyond Standard」という
タイトルが表すとおり原曲をなぞっていくようなものではなく
独自の解釈・世界観が明確に打ち出されている
素晴らしいアルバムだと思います。

しかし独自の解釈・世界観が明確に打ち出されているに
「奇をてらった」という印象を全く受けないのが不思議です。

素人uzazoの妄想分析の粋を超えませんが w
やはり作家・楽曲に対する敬意と愛情が込められているからなのでしょう。
分解・再構築する課程で緻密で複雑なアイディアを折り込みつつも
原曲を深く理解し原曲の持っているエレメントを大切にしながら
組み上げていった結果なのだと思います。

スタンダードというフレームがあることで
むしろ上原ひろみさんの世界観が際だって見えてくる。
そんな印象を持ちました。


それとこのアルバムにはもの凄いライブ感を感じます。

一つは音がやたらといいという事があると思います。
技術的な事は全くわかりませんがもの凄く奥行きのある
立体的な音に感じるのはボクだけでしょうか?w

あとはアレンジでしょうか。
上原ひろみさんは完全なソロパート以外は
キッチリと楽譜を起こすのは有名な話ですから
今回も当然緻密に組み上げられた楽譜の元に
4人のハイレヴェルなインプロビゼーションが
繰り広げられて作られているのだと思いますが
ショートソロのラリーとか年末のライブを思い出します。
そこが楽譜に起こされている部分かどうかは
ボクが知るよしもありませんが、(あたりまえ)
やはり世界中をライブで回って積み上げてきた事が
そういった部分に反映されているのかなぁ。などと思います。

--
唐突に話は飛びますが今ヘビロテしながらこの文章を
打っているんですが「上を向いて歩こう」の
ひろみさんのソロパートとか怖ろしいですね。w
ダビングしてないんですもんね。w
--

とにかく早くライブで観てみたいです。

もっと聞き込んだら加筆したりするかもしれませんが
(しないかもしれませんが)取りあえず今日はこの辺で・w



--
このアルバムのレビューは下記のサイトでも紹介されています。
--
Bagus日記 [ uzazo's friend blog ] 
各楽曲に対する思い入れを交えたレビューを読むことができます。



ビヨンド・スタンダード(初回限定盤)(DVD付)ビヨンド・スタンダード(初回限定盤)(DVD付)
(2008/05/28)
上原ひろみ~HIROMI’S SONICBLOOM

商品詳細を見る

上原ひろみ CD Review Index





上原ひろみ CD Review Index 

index_image_cd.jpg

はじめましてでもふれましたがエントリーの順がメチャクチャです。
自分の「想い出日記」ですが自分でも見づらいので(w)Indexを作ってみます。
全部手作業にてリンク貼ったのですが結構大変な作業ですね。
何か他に便利な方法があったら教えてください。(w

2017.09.20. Hiromi & Edmar Castaneda / Live In Montreal
2017.03.08. 矢野顕子×上原ひろみ / ラーメンな女たち -LIVE IN TOKYO-
2016.02.29. Oscar, With Love
2016.02.03. 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト / SPARK
2014.05.21. 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト / ALIVE
2012.09.05. 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト / MOVE
2011.11.23. 矢野顕子×上原ひろみ / Get Together
2011.03.16. 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト / VOICE
2010.10.27. TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA / Goldfingers(Guest)
2010.06.02. The Stanley Clarke Band
2009.09.05. 上原ひろみ / PLACE TO BE
2009.05.14. STANLEY CLARKE TRIO / JAZZ IN THE GARDEN [2LP]
2009.04.15. THE STANLEY CLARKE TRIO / JAZZ IN THE GARDEN
2009.02.25. トライアングル オリジナル・サウンドトラック
2008.05.28. Hiromi's Sonicbloom / beyond standard
2008.04.20. Tony Grey / Chasing Shadows(Guest)
2008.01.30. Chick Corea 上原ひろみ / DUET
2008.01.27. Kim DongRyul / 5th MONOLOGUE(Guest)
2007.10.31. オリヲン座からの招待状 オリジナル・サウンド・トラック
2007.02.21. Otis Taylor / Definition of a Circle
(Guest)
2007.02.21. Hiromi's Sonicbloom / Time Control
2006.03.08. 矢野顕子 / はじめてのやのあきこ (Guest)
2005.12.27. 上原ひろみ / Spiral
2004.04.21. 上原ひろみ / BRAIN
2003.06.25. 上原ひろみ / Another Mind





GOETHE 2008年07月号[雑誌] 

GOETHE (ゲーテ) 2008年 07月号 [雑誌]GOETHE (ゲーテ) 2008年 07月号 [雑誌]
(2008/05/24)
不明

商品詳細を見る

上原ひろみさんの6pにわたる特集記事が掲載されています。
今回の新譜発売に合わせた上原ひろみさんの記事掲載紙の中で
最も期待していた雑誌の一つです。

以前「HERS」という雑誌のエントリーでも書きましたが
ライターが「サマーレインの彼方」の著者・神舘和典さんだったからです。
早速購入して読みましたがこれは買いですね。w

神舘和典さんは Beyond Standard のライナーも担当されているので
もしかしたらライナーと重複している内容も含まれているかもしれませんが
写真も含めてレコーディングの様子がしっかりと記事になっています。
Beyond Standard がどのようにして作られていったのか。
これはレコーディングに立ち会ったライターさんしか書けませんから
他の雑誌とは明確に違った特集記事になっています。w

上原ひろみさんはもちろんのことSONICBLOOMのメンバー全員の
音楽に対する真摯な姿勢がヒシヒシと伝わってくる素晴らしい内容でした。

かなりオススメっす。





Official Site Renewal 2008.05.26. 

officialsite08.jpg


上原ひろみさんのオフィシャルサイトがリニューアルされました。
以前のサイトでは最新情報を見落としてしまう事がありましたが(w
今回のサイトはTOPの最下部に「UP DATE」がついたり
長いページにはアンカーリンクがついたのでかなり見やすくなりましたね。

--
前のバージョン記念にキャプチャしとけばよかったなぁ~と後悔。w





SWITCH vol.26 No.6 [雑誌]  

SWITCH vol.26 No.6(スイッチ2008年6月号)特集:深津絵里[女優の佇まい]SWITCH vol.26 No.6(スイッチ2008年6月号)特集:深津絵里[女優の佇まい]
(2008/05/20)
新井敏記

商品詳細を見る
買ってきました。
久々にSWITCH買ったんですが
相変わらず良い雑誌ですね。

上原ひろみさんのページは全4ページ。
TEXTページは1ページのみですが
写真も文章も音楽誌とは違った
テイストで非常に興味深かったです。
買ってよかった。

上原さん・深津さん・永作さんという
ボクにとっての神がかりな組み合わせだし。w


--
ちなみに他はCD Journal・Swing Journalなどにも
上原ひろみさんの記事が掲載されていました。





JAZZ LIFE 2008年 06月号 [雑誌]  

jazz Life (ジャズライフ) 2008年 06月号 [雑誌]jazz Life (ジャズライフ) 2008年 06月号 [雑誌]
(2008/05/14)
不明

商品詳細を見る

友人に情報をもらい早速本屋で購入してきました。
全然気がつきませんでした。w
いやぁ持つべきものは友です。

--
「スタンダードを超えて」という特集で
上原ひろみさんのインタビュー4ページ(写真のみページ含む)
BEYOND STANDARDの全曲解説3ページとなかなかのボリュームです。

インタビューも収録曲全曲を一曲ごとに質問する形式で
上原ひろみさん自身の言葉でNew Albumや
楽曲への想いが存分に語られていて読み応えあります。

インタビュー・解説ともに収録曲の内容の結構細かな事まで
書かれているので若干ネタバレ感があります。
発売日まで待って音源を聴いてから読むもよし。
先に読んでイロイロと想像・期待を膨らませるもよし。

新譜のライナーの方もボリュームがあるらしいので
楽曲解説はライナーにもかなり期待しているのですが
ひろみさんのインタビュー部分は立ち読みでも必読の価値あり。
まぁ売り切れる事はまず無いと思いますが
とりあえず買っても損なしといった感じ。

--
そういえば新譜発売時のインタビューといえば
個人的には 情報量・聞き手のスタンス・デザインという意味で
keyboard magazine が好きだったのでちと調べたのですが
いつの間にか季刊誌になってるがなっ! w
特集があるか解りませんが次号の発売は6月10日だそうです。。。





Chick and Hiromi live in Budokan “Duet” 

080430budokan.jpg

080430budokan02.jpg

この2人は音楽と相思相愛だ。と確信した。
素晴らしすぎて泣けて来ました。
  
--
チック・コリアと上原ひろみさんの武道館ライブに参戦。

座席表の存在しない武道館のアリーナ席。
どのあたりの席かドキドキしながら行ったのですが
ピアノを挟んで2人がシンメトリーに見える程ど真ん中。
しかも両手で数えられてしまうほど前方の良席に感謝。w

客入れの音楽はチック師匠の Five Trios から。


感想文を提出いたします。
--
チック・コリアと上原ひろみさんの共演といえば
古くは17歳での共演という有名なエピソードに始まり
東京 JAZZ 2006 【 ENCOUNTERS 】
そして昨年の公演で今年 Live CDとして発売された
CHICK COREA DUET with HIROMI UEHARA @ Blue Note TOKYO」。

Blue Noteの公演の感想に「またいつの日か観てみたい」と書きましたが、
まさかこんなに早く実現するとは思いませんでした。w

Very Early の優しい音から幕開け。
今回はガッツリCDを聴いてからの参戦という事もあり
インプロで組み立てられていく新しい展開などにウットリ。
「あぁこのライブに参加出来てよかったぁ」などと思っていた。

しかしそんな悠長な感想を持っていられたのはココまで。
2曲目の Summertime でコチラの意識はガラリと変えられた。
もちろんインプロヴィゼーション満載のライブである事は充分
わかって参加していたつもりだけれどCDとのフレーズとの違いなんて
気にしている場合では無いほどスリリングで身震いするような展開。

東京JAZZ と Blue Note の印象があまりにも違ったので
 >前回に比べてリハーサルの回数が多かったのか
 >ある程度決め事を多くしておいたのかという所でしょうか?
なんて感想を書いたのだけれど、どうやら
そういうレヴェルの話ではないようです。w

ライブでの共演で言葉(音楽)を重ね蓄積していく事で
お互いの結びつきが強くなりより自由に走れるようになる。
2人がお互いにまだ見せていない引き出しを開けて見せたり
相手が開けていない扉をノックしてみる。。。

曲を演奏している瞬間、瞬間にそういう駆け引きを繰り返しながら
ひとつの楽曲を中心に2人が新しいアプローチをしていき
誰も聴いたことが無い新しい音楽が産み出される。
とても感動的な空間でした。

ライブに行く前は「なにか新しい選曲はあるのかな?」
などと期待していたのですが全てが新しくその場で産まれてくる
このライブに新たな選曲は必要なかったですね。

全編通して・全曲神がかりと言えるような
ホントにホントに素晴らしいパフォーマンスでした。

--
途中チック師匠がタンバリン(?)を取り出して
「ちょっwそんなモン しこんどんのかいっ!」と心の中で突っ込みつつ
「今日はカウベルではないんですね?」と思っていたら
ひろみさんがチック師匠のピアノ付近からカウベルを出した時は
「やっぱ あんのかいっ!」と思わず笑ってしまいました。w

そしてアンコールでのSpain。
一つのピアノに座っての連弾からチック師匠がカウベルを叩きながら
グルリとピアノを一周し上原ひろみさんにソロを存分に弾かせたシーン。
「17歳の時の共演の話」を思い出し勝手に感動してしまいました。
(もちろんボクは当時のライブは観ていませんが・w)
--
  17歳の時の共演は一つのピアノで連弾をし途中でチック師匠が
  突然「ひろみ's ソロ」といってカウベルを叩きながら
  ピアノの周りをグルリとまわったのだそうです。
--

一音一音記憶する能力などありませんが
今CDを聴いてしまうと今日の印象を塗り替えてしまいそうなので
しばらくの間 Duet は封印して余韻を楽しもうと思います。

その場所にしか存在しない音。その刹那が美しい。
それがライブの素晴らしさだという事はわかっているのですが
今日の素晴らしいライブを是非 Duet 2 として発売してほしい。
もしくは Blue Note の全セットのライブ映像と
今日の巨大モニター用の映像で全4枚組のDVD発売とか。
(かなり本気。)

--
しかしあんなにも素晴らしいライブだったのに
心の奥底にホンノ少し不完全燃焼感が漂っている。

ボクの周りだけかもしれませんがクラシックのコンサートを見るかの様な雰囲気。
個人的にはもっと砕けた感じでノリノリしながら楽しめたらよかったんですが
みんなガッツリ見入ってしまったんでしょうね。

まぁそんな事を思うのはボクがBlue Noteの客席がそのまま
大きくなった状態を勝手に想像ながら会場に行ったからなんですがね。w

--
余談。
今日配られた BEYOND STANDARD のチラシ。
プレミアム・イベントが抽選招待って。。。
自分のガンバリではどうにも出来ない。。。
くじ運の無さには定評のあるオレ涙目。w

2008.04.30.
Chick and Hiromi live in Budokan “Duet”

1. Very Early [Bill Evans]
2. Summertime [G. & I.Gershwin-D.Heyward]
3. Do Mo (Children's Song #12) [Chick Corea]
4. Place To Be [Hiromi Uehara]
5. Humpty Dumpty [Chick Corea]
6. Fool on the Hill [John Lennon - Paul McCartney]
7. Old Castle, by the river,
     in the middle of a forest [Hiromi Uehara]

EC1. Bolivar Blues [Thelonious Monk]
EC2. Concierto de Aranjues / Spain
     [Joaquín Vidre Rodrigo - Chick Corea]



--
このライブは下記のサイトでも紹介されています。
--
Chick Corea - Notes From the Road
チック師匠のblogです。リハと思われる写真と公演感想が読めます。
日本のオーディエンスを褒めてくれているようでなんだかウレシイです。w

Bagus日記
[ uzazo's friend blog ] 暖かい気持ちが伝わってくるステキな感想が読めます。

a HARD days night
ソニー・マガジンズ代表の方のblog。ビヨスタ/Duet/武道館と展開する深い考察。

上原ひろみ Live Report Index