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 2004年04月 

上原ひろみ / BRAIN 

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このアルバムの購入時の感想はPCに残していなかったため
書いているのは Time Control が発売された後(2007.12)です。
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Nord Lead の独特な音から幕をあける2nd ALBUM。

上原ひろみさんは人を驚かせるのが好きな人だな。と思う。w
ひろみさん本人も「ジャンルにこだわりはない。」と明言しているが
このCDを聴くほとんどの人はJAZZのコーナーで購入して聴くことになるハズ。
今となってはファンにはおなじみのT1「Kung-Fu World Champion」。
重厚なノードの音から始まるこの曲にはやはり驚かされる。

しかしこのT1で驚かされてひるんではいけない。w
(ボクを含めてこのカンフーバトルを楽しめた人は
 逆の意味で続く曲に驚かされる事になるわけだけれど・・・)
T1に驚かされて(もしくは好みではなくて)先に進むのをやめるなどという
選択をした人は大変もったいない思いをする事になる。

「Kung-Fu World Champion」以降の曲達は
T6まで非常に繊細で歌心のある曲が続く。

T4「Brain」の導入と最後ではNord Leadが使われているが
その音は曲の世界観を見事に描き出しているし本編の
シリアスかつ壮大なイメージは後のSpiralを連想させる素晴らしい曲。

また、その後のライブでもたびたび演奏される事になるピアノソロの名曲
Green Tea Farm が収録されているのもこのアルバム。
優しく暖かな光がさしてくるように歌うピアノ。

でKeytalkの粘っこい Nord Lead にもう一驚き。w

全体的なバランス感覚はさすがだなぁと。

兎にも角にも全編通して聴いてみないと始まらない。
いい意味で前作「Another Mind」のイメージを残しつつ
上原ひろみさんの新たな側面を見せてくれる第2作目。

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余談だけれど上原ひろみさんのファンで無い方の中には
TVで紹介される際によく使われている「Kung-Fu World Champion」のみで
判断し「Green Tea Farm」を初めとするその他の楽曲・演奏を
聴いた事が無いんじゃないかな?と思う事がよくある。

もちろん全員が上原ひろみファンという状況はあり得ないと思うけれど
このアルバムを手にした方は是非先入観の無い状態で全編聴き通して欲しい。
一ファンとしてそんな風に思います。

ブレインブレイン
(2004/04/21)
上原ひろみ

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