矢野顕子 × 上原ひろみ TOUR 2017 「ラーメンな女たち」 04/25 

もしこの世界に音楽の神がいるなら昨晩は
三軒茶屋あたりにいらしたようですよ。


感想文を提出いたします。


11年前、お二人がライブとして初共演なさった場所であり
最初のアルバムレコーディングが行われた場所でもある
昭和女子大学人見記念講堂でのライブ。

11年前の初共演、初のレコーディングライブに立ち会えたのは
今となってはボクの人生で数少ない自慢できる出来事。
そして時が経って共演される今回のライブを体験した事も
自慢できる事に加えたいと思う。


ライブ冒頭からゾクゾクと鳥肌がたち
目がウルウルとしてきてしまう
最高の瞬間が2時間半繰り返されていく。

インプロヴィゼーション満載のお二人の音楽は
スリリングでありながらも暖かい空気に充ち満ちていて
キラキラとした音のツブが会場全体を覆っていく。
あの感覚は何と表現してらよいのか。

矢野さんの声とお二人のピアノが
何時間も耳に残り続ける幸せ。

最高でしたっ!



という事で圧倒されたライブの感想に
細々した事を書くのも野暮だと思うんですが
数年後、自分で読み返した時の想い出用に少し書き残しておきます。

2nd set 冒頭の「The Tom and Jerry Show」。
ボク、結構ライブで聴いているハズなんですがね
なんなんですかね。アレは。凄すぎる。

入れ替わりで登場した矢野さん

ワタクシいつもは上原ひろみの4倍で弾ける、あっ、4倍遅くね。
と言っているんですが今日の相方は非常に調子が良いみたいで
5倍と言わないといけないですね。5倍遅く弾けます。

よくひろみさんがやってるこういうのあるでしょ。
ソソソソソソ あれってね…



と単音連打の解説。

首をかしげながら冗談めかして再現していましたが
少なくても5倍遅くは無かったです。w
会場からも拍手が起こっていました。


続く「SUPER FOLK SONG」。

先週の感想に書きましたが
スゴイスゴイと思い続けてきた矢野顕子さんの魅力が
自分の中で整理されその理由が明確になった。
もちろんその理由は素人が考える事であって
あっているか否かは定かではないのですが
まぁ矢野さんの歌が突き刺さり具合がハンパない。


ソロでのパフォーマンスでも圧倒してしまう
お二人がPPAPよろしく合体して披露するライブが
素晴らしくない訳がないんですよね。

ちなみにPPAP。
どんな曲でも合体してしまうお二人のコラボを例えた矢野さんのMC。
上原さんもお腹を抱えて笑っていました。

お二人のコラボではいろいろな楽曲を合体させてきましたが
最後のMCでは「アレンジャー上原ひろみ」への称賛が語られる。


一曲演奏する毎に
矢野さんは上原さんにフワリを手をさしのべ
上原さんは矢野さんにピョンと手をさしのべる

唯一無二のボーカリスト・ピアニスト 矢野顕子さんと
唯一無二のアレンジャー・ピアニスト 上原ひろみさん

最高にして最強のディオでの至高のライブ。


東京での公演が終わりボクは一端見納めになりました。

次のお二人の共演を観る事ができるのは何年後だろうか。

いまからその時を心待ちにしています。



2017.04.25.
矢野顕子 × 上原ひろみ
TOUR 2017「ラーメンな女たち」
@ 昭和女子大学人見記念講堂

1st
01. ラーメンたべたい
02. 東京は夜の7時
03. おちゃらかプリンツ
04. 真赤なサンシャイン
05. DREAMER
06. 飛ばしていくよ

2nd
07. The Tom and Jerry Show(上原ひろみ Solo)
08. SUPER FOLK SONG(矢野顕子 Solo)
09. CHILDREN IN THE SUMMER
10. こいのうた
11. ホームタウン・ブギウギ
12. ラーメンたべたい

EN1. そこのアイロンに告ぐ
EN2. Green Tea Farm





上原ひろみ Live Report Index





矢野顕子 × 上原ひろみ TOUR 2017 「ラーメンな女たち」 04/19  

昨日に続いて 矢野顕子×上原ひろみ。

昨日のライブでは圧倒的な多幸感に完全にやられてしまいました。
本日は少し冷静に観る事ができるかな?などと思っていましたが無理でした。
あまりにスゴイライブ体験に頭がクラクラ。もはや合法ドラッグの領域です。

できるだけ長く余韻に浸るためにTVなど付けず
極力無音の状態を保ち続けています。
なのでミサイルが飛んでいても戦争が始まっていても
全く気がつかないレベル。って、飛んでないよね。。。


感想文を提出いたします。
--
帰路の途中、一緒にライブを観たヨメ氏がボソリと「矢野顕子すげぇ」と。
本日は矢野さんのスゴさからライブの感想をを語らう事に。

もちろん矢野顕子さんがスゴいのはわかりきった事ですし
往年のファンの方からすれば「何をいまさら…」といわれてしまうと思いますが
ライブを繰り返し体験する事で自分の中で何がスゴイのか明確になった気がする。


ちょっと想い出話。

ワタクシが二十歳だった時のバイト先の先輩に
音大の声楽科を卒業していた方がいました。(のちに音楽の先生に)
家が近所だった事もありバイトの行き帰り
先輩の車に同乗させてもらう事もしばしば。

当然の事ながら音楽が好きな方で車中では
クラシックから電気グルーブ・モダンチョキチョキズ、ゲルニカ
山本正之(タイムボカンシリーズの曲を作って人)etc…
とにかくジャンルを問わず常にいろんなCDがかけられていて
音楽をあまり知らないボクには楽しい時間だった。

その中で先輩が最も尊敬するアーティストとして
「この人天才」と言ってかけたCDが
矢野顕子さんのライブアルバムだった。
遠い昔の記憶なので曲名が思い出せないのですが
童謡をものスゴイアレンジで歌っていました。

面白いと思って聴いた記憶はあるのがけれど
その頃のボクには音楽を感じ取る力が今以上になく
何故、他の沢山の音楽を聴く先輩が
矢野顕子のCDだけを「天才」として聴かせてくれたのか
その時にはよくわからなかった。

それから20年以上経って何度もライブを観て
矢野顕子さんのスゴさを痛烈に体感しているのは感慨深い。



閑話休題。

ヨメ氏と話したこの日のライブの感想が
なんで矢野さんの話から始まったかといえば
ライブ中に起こったアクシデントがキッカケ。

2nd set 前半の SUPER FOLK SONG で
完全に歌詞をすっ飛ばしてしまう。

こういう事があるとファンの方にブログに書かれてしまうのです。
「矢野は未だに歌詞を覚えていないのかっ」と。
ワタクシも不思議でございます。
ラララー。歌詞さえ無ければ。
ラララー。こんなに歌えるのにぃっ。
※文言不正確



という一連の流れを途切れることなく音楽として表現してしまう。


何を言っているのかわからないと思いますが
どう書いたら伝わるのかもわからない。


正直、観客としてライブならではのアクシデントを
喜んでしまっている側面もありますが
それだけではなく矢野顕子さんの凄さが凝縮したアクシデントだった。

歌詞があるパートでは歌としてとらえてしまい一見分かりづらいんですが
矢野さんの歌唱って全編通して管楽器のインプロヴィゼーションと同じ。
その場その瞬間にメロディが産み出されていく。
もちろんインプロヴィゼーションに自身が弾くピアノ、
さらに歌詞という表現が何層にも重なり
一つのうねりになって音楽を形成してる。

これはホントにもの凄い事。

上記の説明では「ラララー」という文字で表現している部分も
伸びやかに広がるその演奏(声)は一瞬で会場の
空気を一変させてしまう圧倒的な存在感のある音。

これまで何度か矢野さんについての感想を書いていますが
その歌声を管楽器に例えていた事が多いのですが
フレットレスの弦楽器のようでもあるよなぁ。

兎にも角にもこのアクシデントは
笑いながらも鳥肌がたってしまうものスゴイ瞬間でした。

ヨメ氏と今日のライブの感想を話していて
「初めて矢野さんを観た時にはその凄さがわからなかったけど〜」
という言葉に20歳の時の自分を思い出したのでした。

こうして書いてしまうとライブならではのアクシデントが「凄かった」と
勘違いされてしまいそうですがこれはほんの一つ・一瞬の出来事。
感想として紹介しやすいエピソードだったので書きましたが
こういう驚きの瞬間が2時間半のライブ延々と繰り返されていく。



ここからライブ全体の感想です。(18日の内容も含む)

昨年は矢野顕子さん40thのアニバーサリーという事で
いろんな企画が目白押しだったそうです。
そんな中で何かに挑戦するような事もしたいと思っていた所に
上原ひろみさんの「40年で一番大変だった事ってなあに?」の質問に
「・・・。近年で一番ピアノを必死で練習した。」と再び
このディオでのレコーディングをする事になったそうです。(18日のMC)

観客としては訪れた事があるものの演者として
ステージに立つとは思っていなかったという東京文化会館。
「ワタクシの明日からは余生という事で…」などという冗談を交えたMC。

曲名を忘れてみせる事で上原ひろみさんに喋らせるというのも
お二人がライブを重ねてきて出来た関係性で楽しい。
思い返せば最初のライブの時は矢野さんが「そっちにマイク無いの?」と
いうぐらい上原さんは喋りませんでしたからね。

通奏低音のように出汁が利いているという
ラーメンに始まりラーメンで締めるライブ。

So What ver.の「ラーメンたべたい」から幕開け。

ズッシリと重みのあるSo Whatのテーマから歌に突入。
18日の公演では客席から少し笑い声がこぼれた。
知っている人からすれば「笑う曲じゃねぇ」という声もあがりそうですが
個人的には笑いが出るのが正解のような気がします。

「ラーメンたべたい」の歌詞のスゴイところって
歌い出しと曲の最後では言葉の意味が変わる所だと思います。
カッコイイテーマからボソッと出る言葉が「ラーメンたべたい」は笑えるけど
歌詞を通してどうして「ラーメンたべたい」のかがわかり
曲のラストで連呼される「ラーメンたべたい」の意味が
全く別の意味を持って響いてくる。恐ろしい曲です。

そして何と言っても印象的なのは
1stのラストで披露された「飛ばしていくよ」。

上原ひろみさんの圧巻な光速リフから突入するソロ。
そしてソロ抜けに迎え撃つかのような矢野さんの圧倒的なボーカル。

熱量がハンパ無くこのママライブ終わるんじゃないかと思う程。

っというか矢野さんのピアノも猛烈にスゴい。

「I've Got Rhythm」の後に登場した矢野さんは
「ワタシも弾けます。上原ひろみの1/4で弾けます。」と冗談を言っていましたが
スタイルの違いこそあれどピアニストとしても素晴らしい。




・・・


矢野顕子さん書く歌詞は文学だっ! とか
糸井重里さんの歌詞の丁寧に描かれる情景から浮かび上がる感情 とか
上原ひろみさんの装飾のない歌詞 とか
ピアノを弾かずに歌う矢野顕子さんのカッコヨサ とか
上原ひろみさんのピアノはアグレッシブだけど魅力はそれだけではない とか
『「こいのうた」上原ひろみ歌唱バージョンが発売されます』ネタ とか

いろいろ感じた書こう思っていた事もあったのですが
とにかく全部が素晴らしくて書いているとキリがないですね。

唯一無二のアーティスト二人の共演

最高っ!

これに尽きます。

一生懸命書こうと頑張りましたが力尽き
結果なげやり感想になりました。

寝ます。w


2017.04.19.
矢野顕子 × 上原ひろみ
TOUR 2017「ラーメンな女たち」
@ 東京文化会館 大ホール

1st
01. ラーメンたべたい
02. 東京は夜の7時
03. おちゃらかプリンツ
04. 真赤なサンシャイン
05. DREAMER
06. 飛ばしていくよ

2nd
07. I've Got Rhythm(上原ひろみ Solo)
08. SUPER FOLK SONG(矢野顕子 Solo)
09. CHILDREN IN THE SUMMER
10. こいのうた
11. ホームタウン・ブギウギ
12. ラーメンたべたい

EN1. そこのアイロンに告ぐ
EN2. Green Tea Farm



【追記】
2日間の感想をごっちゃにしていた事で
とんでもない勘違いをしていた部分があったので
ゴッソリ削除しました。。。

--
ライヴの様子は下記のサイトでも紹介されています。
--
Bagus日記[ uzazo's friend blog ] 
18日・19日のライブの感想を書かれています。



上原ひろみ Live Report Index





矢野顕子 × 上原ひろみ TOUR 2017 「ラーメンな女たち」 04/18 

矢野顕子さんと上原ひろみさんのライブ。
やっと東京に順番が回ってきました。


感想文を提出いたします。
--
最高に素晴らしいライブになるのが約束されたライブ。

想像通り、いや想像以上に素晴らしいライブでした。

観客であるコチラの体調やメンタルの状況もあるんでしょうが
1曲目に披露された So What ver.の「ラーメンたべたい」から
鳥肌が立ちまくりなんだか涙が出てしまいました。

なんだかよく分からないけど
パッとしない自分の人生で
この会場に来てここで産まれた音楽を聴いて体感した事。
その事だけで自分の人生には十二分に価値があったように思える。


圧倒的な多幸感。


そしてこういう感動を超越した多幸感を感じるライブに
これまで何度も遭遇してきた事を考えると
なかなかいい人生だったな。と思える。

「あぁもう死んでもいいな」なんて言葉は
こういう時に使うんだと思うんですがボクはまだ生きます。

明日もライブに行くし来週も行く。

あぁ楽しい人生だなぁ。


【 追記 】
どうでもいい事ですがラーメン食べて帰りました。w
あまりラーメンを食べる習慣が無いので
メッチャ久しぶりにラーメン屋さんでラーメンを食す。

本日は地元の中野駅に戻って「味噌が一番」という
お店のラーメンを食べました。

いやぁやっぱお店のラーメンはうまいっすね。

2017.04.18.
矢野顕子 × 上原ひろみ
TOUR 2017「ラーメンな女たち」
@ 東京文化会館 大ホール

1st
01. ラーメンたべたい
02. 東京は夜の7時
03. おちゃらかプリンツ
04. 真赤なサンシャイン
05. DREAMER
06. 飛ばしていくよ

2nd
07. The Tom and Jerry Show(上原ひろみ Solo)
08. SUPER FOLK SONG(矢野顕子 Solo)
09. CHILDREN IN THE SUMMER
10. こいのうた
11. ホームタウン・ブギウギ
12. ラーメンたべたい

EN1. そこのアイロンに告ぐ
EN2. Green Tea Farm
※セットリストウロ覚え。順番が違うとかあるやも…





上原ひろみ Live Report Index





上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト @ 東京国際フォーラム 12/04 

20161202_01.jpg

ツアーはこの後も続きますがボクにとっては
今年最後の上原ひろみさんのライブ。
MCの内容などにも触れますので
これからご覧になるかたはご注意を。


感想文を提出いたします。
——
とにもかくにもサイモンは素晴らしいですね。
ソリッドでシャープな演奏はもとより
メロディアスと表現したくなる歌うようなドラム。

一昨日のライブの感想でも書きましたが
ボクがサイモンを大好きになったのは

>バンドとしての練度で得られた楽曲の世界観の共有。

を感じるようになった頃からです。

もちろんバンドが続く事で作られる楽曲自体が
よりサイモンにフィットしたものに
なっていったという要素もあると思います。
しかしサイモンのアプローチも明確に変わっている。

若いときからトッププレーヤーとして
長いキャリアを積んでいるサイモンですから
様々な楽曲・テイストで演奏されてきたのは当然です。

ただこのトリオに限定していうならVOICEツアーの時点では
サイモンファンの称賛の感想であっても
「歌うような〜」という表現を使って感想を書く人は
いなかったのではないかと思います。

楽曲の世界観の共有。そこから産まれる新曲。

今のトリオ・プロジェクトのサイモン無敵です。

無敵ですから約3時間のライブ全編、
褒める所しか無い訳ですがあえて特筆したい
IN A TRANCEでのオープンソロ。

ありゃなんですか。

涼しい顔で高速3連ツーバスを打ち続け
オクタバンでフレーズを歌い
片手だけでロックのビートを刻み…
まるでツインドラムの演奏を聴いているかのような
壮絶な時間が繰り広げられていました。

サイモン最高っす。


無敵といえば当然上原ひろみさん。

これまでこの感想ブログで書いて来た事を
繰り返すしか言葉がないんですが確実に進化し続けている。

ソロでのライブを繰り返していた時期以降のピアノソロは
「どこまで行っても必ず着地できる」という
自信にみなぎっている様に感じていましたが
ここ最近のソロはさらにすごみが増している。

素人のぼんやり印象としてはソロに突入してから
盛り上がりのピークに持っていくまでのスピードが
あり得ないぐらい早くなったと思う。

急カーブを描きつつもシームレスに
そして短時間にピークに到達する事で
一つのソロの中で見せ場を何度も作る事ができる。

そしてその何度も作られる見せ場に対して
一切の迷いを感じさせる事なく
アイディアが湯水の様に沸いてくる事もスゴイ。

「上原ひろみは進化している」
「前回も書いたが実際そう感じるので仕方が無い」

という下りを11年間繰り返し書き続けさせる演奏で
行き着いた今の上原ひろみは当然無敵である。

そして恐ろしい事にこの進化は続いて行く。


さて、そんな無敵のヒーローにもピンチは訪れる。

パンフレットのインタビューでも紹介されていますが
今年の夏の顛末。

今回のライブで披露された

WAKE UP AND DREAM
起きてまた夢をみる

演奏前にMCがありました。(以下文言不正確)

2日のライブでは
子供の頃に懐中電灯をピンスポに見立てて置き
「まもなく開演です」と家族を観客にライブした事。
今はライブに足を運んでくれるお客さんがいて
本当の照明を当ててもらい演奏出来る事への感謝。

4日のライブでは
見舞われたアクシデントを救ってくれた沢山の仲間達への感謝。

決して泣き言にはならないような言葉選びをしていたけれど
とつとつと語られるMCから
そのアクシデントの壮絶さが伝わって来た。

そして両日ともお客さんへ

「演奏する場所を与えてくれて
 夢を叶えてくれてありがとう」と。

大好きな人にこんなん言われたら泣いちゃいますわ。

——
この時にボクが思い出していたのは調度10年前のライブ。

今となってはボク自身どこの席に座っても
「いつだったか忘れたけどこの辺りで見た事あるなぁ」
と思える程に恒例となっているホールAでのライブ。

5,000人規模のホールAで
上原ひろみさんが初の単独公演をしたのは10年前。

1st Set の最初のMCで

「リハの時にメンバーとホントにこんな沢山の席に
 お客さんが入るのかしらと話していたんですが〜」

と語り。アンコールで

「居場所を与えてくれてありがとう」

と何度も何度も繰り返し言ってPLACE TO BEが演奏された。
——

10年後のいま、ホールAの3daysを満杯にする所か
チケットをGETするのもハラハラさせられる程だ。

無敵のヒーローはあの時から感謝を繰り返し
数々の困難を乗り越えて今日ここに立っているんだ。

このヒーローの居場所に1/5,000でも貢献できたなら光栄である。

そんな事を思いながら WAKE UP AND DREAMを聴いて
ウルウルとしてしまった。

でも、ボク自身がさらに泣いてしまったのは
直後の IN A TRANCE。

疾走感あるアグレッシブな曲ですが
IN A TRANCE のピアノソロの壮絶さたるや。です。

直前に10年前のライブの事を思い返していた事もあって
短時間で急上昇し何度も何度もピークを迎えるピアノソロ。

「あぁこのシーンは見た事がある。あぁこのシーンも。」

これまで観てきた上原ひろみさんのライブでのソロを
全て走馬燈のように見せられているような感じでした。

これまで訪れるピンチを乗り越える度に
習得してきた技の全てを繰り出すヒーローの姿。

これって


まるで最終回やんけっ!


です。

ウォォッと会場全体が盛り上がる中
一人ポロポロ泣いているオジサン。

ホントに素晴らしいライブでした。


読み返してみたら書こうと思っていた事が全く入ってない、
というかIN A TRANCEの感想だけになっていますが
2ndセットの入り方にスパイラルの時を思い出したり
レキシオマージュの狩りから稲作へ・姫君シェイク、
アンコールの始まり方とかとにかく見所満載で大満足のライブ。

当然このライブは最終回ではなく(ボクは年内最後だけど)


そして次のチケット争奪戦が始まるのです。


以下、セットリスト。

2016.12.04.
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
feat.アドリアン・フェロー & サイモン・フィリップス
『SPARK』日本ツアー 2016
@ 東京国際フォーラム ホールA

1st
01. SPARK
02. PLAYER
03. TAKE ME AWAY
04. INDULGENCE
05. DILEMMA

2nd
06. WHAT WILL BE,WILL BE
07. WONDERLAND
08. MOVE
09. WAKE UP AND DREAM
10. IN A TRANCE


EN. ALLS WELL



--
ライヴの様子は下記のサイトでも紹介されています。
--
Bagus日記[ uzazo's friend blog ] 
12月3日・4日の公演をご覧になった感想が読めます。


上原ひろみ Live Report Index





上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト @ 東京国際フォーラム 12/02 

20161202_02.jpg

年末恒例の上原ひろみさんのライブ。
やっと東京の順番が回ってきました。


感想文を提出いたします。
——
もう一度観に行くので楽曲毎の感想などはまた次回。


ツアーパンフ。高くね。

まぁ記念に毎年買ってるんで今年も買いましたがね。


でも今年のは買った方がいいっす。

帰ってきてパラッと読み始めたら
インタビュー記事の内容が非常に濃いんです。
で、確認したらインタビュアーはcastの棚橋さん。

この夏、アンソニーとサイモンが体調不良で離脱した後の
上原ひろみさんの心情と顛末が事細かに書かれています。

大変な事態が起こっているであろう事は想像していましたが
想像を遙かに上回る状況であった事に驚きました。

そしてその顛末に上原ひろみさんの人柄、
音楽に対する姿勢を知ることができて
さらに好きになりました。惚れ直したぜ。

そんな軽口はさておき2ndセットで披露された
ピアノソロ「WAKE UP AND DREAM」。

演奏前にやや長いMCがあったんですが
パンフレットにある記事の内容を知ると
そのMCの内容がズッシリと重みを増します。

他の公演で同じ内容のMCをされるのか
わかりませんがMCの内容にかかわらず
その日のライブがより魅力的に感じる事ができる
素晴らしいインタビュー記事でした。

ライブ自体の感想は
ネタバレという事はありませんが変わった演出があったりしたので
その辺の事は次回の感想に書きたいと思います。



以下、

「今回のベーシスト、アドリアン・フェローについて。」
「久々にライブの感想とは関係ない愚痴。」

——

今回のベーシスト、アドリアン・フェローについて。

——

※当然ですがボクと感想が違う人もいると思います。
 感想が違う事で折角の感動に水を差すつもりはありませんので…

——
EX THEATER ROPPONGI で観た時よりは数段良かったのですが
根本的な印象はあまり変わりませんでした。

ベースソロ開けで会場は大変盛り上がっていましたし
ボクでは理解出来ない高度なソロが繰り広げられているのかもしれません。
そういう可能性コミコミで今の所ボクの好みでは無い。という事ですね。

まぁワタクシ、トリオプロジェクトの最初の段階では
今では大好きなアンソニーやサイモンに対しても
辛辣な感想を書いた事もあります。

2人が大好きになったのは単純に聞き慣れたという事ではなく
ボクの中では明確な変化があったので好きになった。
ボク自身が最初に感じていた感想があったからこそより好きになった。
そう思っていますので個人の感想ブログですし書き残しておきます。

アドリアン・フェローが名プレーヤーであるのは重々承知ですが
感想を端的に書いてしまうと「得意な部分で勝負出来ていない」という印象。

アドリアン・フェローの参加が発表された時に
彼の演奏している映像をいくつか観たのですが
連符を多用してスケール間を高速で移動するのが印象的でした。
そのテイストのアプローチはこのバンドでもソロ後半で披露しています。

前回の感想にも書いたんですがそこに至るまでの過程が
もの凄く辛そうに見えてしまう…だから観ている方もツライ。
ソロ前半が辛く見えてしまう事でソロ後半の高速リフが
手詰まりからの逃げに見えてしまう。

トッププレーヤーと言えど難しい事なのかもしれませんが
インプロヴィゼーションでのメロディーメイクが苦手な様に見受けられる。

今日の「INDULGENCE」ではベースソロ直後のピアノソロで
アドリアンのベースソロ後半をそのまま再現するという
上原ひろみさんのレスポンスがあったのでそこは楽しかったんですが
何にしても発展途上的な印象を受けてしまう。

アドリアンの映像で見た時、音作りからプレイスタイルに
この人がバンドに加わったら楽曲が全く別物になる。という
期待をしたのですが現段階では音作りも含めて
アンソニーがいる状態のバンドの印象に寄せつつ
自分のスタイルとの折り合いに苦戦しているように感じました。

ボクがアンソニーとサイモンを好きになった変化は
バンドとしての練度で得られた楽曲の世界観の共有。

そもそも作られる楽曲自体がバンドとして過ごした関係性を経て産まれ
そこに産まれたビジョンはそれ以前の楽曲の演奏にも反映されていた。
5年を超えるその好循環のスパイラルの最中にあったバンドに
急遽参戦している事を考えれば今の段階で
ヤイヤイ言うのは酷なのかもしれません。

冒頭で書いた通りボク自身が理解できていないだけかもしれませんし
そうでなくても単純に好みの問題の可能性もあります。
なのでアドリアンに関しての感想はこれで最後にします。

いずれボクの印象が大きく変わった時に
このエントリーへのリンクを貼って

「あの時はこう感じていたけど〜」

という前置きで称賛する日を待ちたいと思います。



——

久々にライブの感想とは関係ない愚痴。

——
前半に書く事は普段は何とも思っていない事です。
後半の出来事で怒りが噴出した繋がりで書きます。

開演前に席に座って待っていましたらね
後ろに座っている男性が大きな声でツレの女性に語っている訳ですよ。
自分がいかに上原ひろみさんについて詳しいか、
そしてライブを何度もみている自慢。

ツレの女性は上原ひろみさんのライブは初めてだったようです。
「そうなんですかぁ」「スゴイですねぇ」「なるほどぉ」
そのリアクションからすると上司とか目上の人なんですかね。

・・・・・・いや、あの、それ間違っています。。。

という内容を大声で披露されているんです。

「何回も観ているとわかるんだけどウンタラカンタラ」

別に回数が多い方が偉い訳ではありませんし
ボク自身も体力の衰えと共にライブ参戦回数が
随分と減りましたがそんなボクを基準にしても

・・・・・・それ、何回も、と言える回数ではないです。。。

なんにしても声がデカイ。

もしかして周りの席に座っている他人にも
何かアピールなさっているんでしょうか?
ツレと話をしていてそのボリュームはおかしい。

まぁそんな事はライブでも芝居でもよくある事なので
「ありゃりゃ」と思いますが、なんでも無い事ですよ。うん。


で、

ライブが始まりましたらボクの座っている席に変な振動が来るんです。
「おっ国際フォーラムも4DX導入したかっ!」ってくらいの振動。

隣の隣ぐらいに座っている人がノリノリでしたが
そのぐらいでこんな揺れる訳ないし後ろから蹴られてる??

蹴られてる確信が持てれば振り返って

「オッサン蹴るのやめろや」って言いたかったんです。

でも、ボクかなりデカイ方に入る人間ですがそんなボクでも
ホールAの座席間隔で前の席の背中を蹴るなんて至難の業。
確信が無かったのでライブ中振動に耐え続けた訳です。

で、ライブが終わった後にヨメ氏に

オレ氏「ズット後ろから蹴られていた感じがするんだけど…
     横からの振動かな?座席のネジが緩んでるとか…」

ヨメ氏「あっあの後ろ人ズット蹴ってたと思うよ。コッチにも振動きてたし」

オレ氏「でも物理的に無理だよね。ホレっデカイオレがやっても
     蹴るならこんな無理な姿勢になるしさ…」

ヨメ氏「あのオッサン足組んでたから」

オレ氏(実践)「なっなるほど…」

アドリアンに厳しい感想になったのは
このオッサンのせいかもしれません。

あの知ったかオッサン足の小指を
もげる勢いでタンスの角にぶつけろっ!


ってか 小指もげろ!


以下、セットリスト。

2016.12.02.
上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
feat.アドリアン・フェロー & サイモン・フィリップス
『SPARK』日本ツアー 2016
@ 東京国際フォーラム ホールA

1st
01. SPARK
02. PLAYER
03. TAKE ME AWAY
04. INDULGENCE
05. DILEMMA

2nd
06. WHAT WILL BE,WILL BE
07. WONDERLAND
08. LABYRINTH
09. WAKE UP AND DREAM
10. IN A TRANCE


EN. ALLS WELL



上原ひろみ Live Report Index